暇な爺の世迷言 #1

　この歳まで毎日飲み続けてきた酒を2日ばかり休んでみた。休肝日というような言葉もあるが、無縁に過ぎてきた日々でもある。休もうと思ったきっかけは、酔いが酷くなり回復に時間がかかるような気がしたから。
　休んでみて毎日の習慣が変わると、時間を持て余すようになる。やることが無いから本でも読むかと、なかなか頭に入らなかった本を再び開いてページをめくる。こんな生活も良いのかもしれないなどと、勝手に思ってしまう。
　酒を止めようなどという気持ちは毛頭ないので、上手に酒と付き合っていく方法を探ってみたい。深酒をしないことが一番だが、酒に費やしてきた時間を他の事に充てることも視野に入れてみたい。

　コンビニや飲食店でアルバイトの従業員による、極めて不適切な動画がＳＮＳなどにアップされて話題になっている。食に関わる内容は見る人を不快にさせ、他の店でも同じようなことをと嫌疑を抱かせる。
　最初に話題になると、次から次へと猿真似のように続く。犯罪の模倣犯と同じ心理なのかもしれないと思ってしまう。それともただ単に目立ちたいだけなのか。後先を考えない愚かな行為だと分からせるためには、それ相応の責任を取らせることだろう。店舗が蒙った損害額をしっかりと弁償してもらって、その費用を支払うための困難さを周知する。愚かなノリでやった代償の大きさを、身をもって経験してもらうことに尽きる。

　日本の小惑星探査機はやぶさ２が、「リュウグウ」にタッチダウンしたというニュースが流れた。2月22日に着陸を実行すると知らされていたので、何としても成功してほしいと願っていた。
　平成25年にイトカワから帰ってきた初代の「はやぶさ」が、オーストラリアの上空で燃え尽きるのを見て涙したことを覚えている。その後発行されたはやぶさの超技術という本を読み、軌跡や運ではない日本の技術力を知った。今回の成功がこのプロジェクトに関わってきた人たちはもちろん、多くの日本人に夢と期待を与えてくれたと実感している。無事に帰ってきてほしい。

　10年ほど前、椅子から立ち上がる時など膝に痛みを感じるようになっていた。特に寒いときは顕著で、以来、膝によいとされるサプリメントを服用していた。痛みは慢性的な状態ではないので、一日の摂取は標準の半分程度で済ませていた。定期的な購入をしていたので、毎月届くサプリメントが飲みきれず余ってしまう。そこで、しばらくの間、購入を控えて調整をする。
　そんなことを繰り返していたら再購入の連絡を失念してしまい、２カ月ほど飲まないで過ごしていた。ところが最近、何となく膝に違和感が出始め痛みも伴うようになった。今まで、痛みを感じることがなかったということは、サプリメントが効いていたのだと自覚した。さっそく、製薬会社に連絡して再び服用を始めた。

　近くのスーパーで買い物をするとポイントが溜り、何となくお得感がある。高齢者を対象にした割引セールを定期的に行っている店もあり、10％オフになるシニア・クーポンなどを利用している。
　ネットショップを使うことが多いので、大手３社の決済はそれぞれのカードで行い、ポイントを効果的に溜めている。電気やガスなどの料金もポイントが付与され、これらのポイントを使いやすいＴポイントなどに交換ができる。年金生活者にとっては、これらのポイントが結構バカにならない。
　キャッシュレスの時代が到来間近だが、上手に買い物をするためには、ちょっとした工夫や情報も必要になるようだ。