暇な爺の世迷言 #1

　妻の使っている車のタイヤの溝が浅くなり、定期点検でもタイヤの交換を勧められた。メーカーでの見積もりは「高い」の一言。
　好きなタイヤを選んで、近くのタイヤ・ショップに送ってもらい交換するという仕組みがあった。タイヤを選ばなければ、近くの「黄色い帽子」などでも安価なものが出ているが、やはりタイヤは選びたい。送料がかかるが、メーカーの見積もりよりも4割程度も安い。
　指定されたタイヤ・ショップに出向いて交換作業をお願いした。予約しているので待ち時間もなく、丁寧な作業をしてもらった。次からも、この方法でと考えている。

　経済産業省が実施している「輸出貿易管理令の一部を改正する政令案に対する意見募集」、俗にいうパブリック・コメントで自分の考えを伝えた。
　韓国に対する「ホワイト国の解除」には、全面的に支持している。平気でウソをつく国民性にはうんざりするのを通り越し、憤りも感じている。「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」と育った私には、到底理解できないことでもあり、日本人として生まれて良かったとも思っている。
　以前に関わっていた仕事で、校長先生の面接選考の際に不合格にする基準は「逃げる・嘘をつく・責任を転嫁する」という３点が常識だった。国レベルでこのような価値観が常態化している国と、仲良くお付き合いすることはできないと考える。

　冷蔵庫の温度調整がおかしくなってから、急に冷え方が弱くなった。冷蔵庫に氷を入れて冷やしているという状態。ただ、冷凍庫がかろうじて冷えているので、クーラーボックスで使う保冷材やペットボトルの水を凍らせて何とか凌いでいる。
　評判の良さそうな冷蔵庫を調べ、インターネットで発注した。明日に配達と設置、リサイクルの回収を済ませるとのこと。近くの家電量販店は値引きが少なく、取り寄せということなのでネットで購入した。ショップのポイントが10％、クレジットカードのポイントと合わせると、価格comの最安値よりも安くなっている。
　17年も使っていた冷蔵庫、当時の価格で日割り計算すると１日あたり約20円というコスト。購入するときは高いと思うが、ずいぶん安いものだと感じる。消費電力の低い機種を選んで正解だった。

　今から40年ほど前に、東京ブラスアンサンブルというグループが存在していた。トロンボーンやチューバのメンバーは音大の先輩ということもあり、何かと関わりがあった。このアンサンブルが2枚のLPレコードを録音しており、友人からCDにできないかと相談があった。すべて了解と伝えておいた。
　レコードを洗い、自然乾燥させてレコードをかける。プリアンプの出力をサウンド・カードを通して、USB接続でパソコンに録音する。しかし、なぜか片方のチャンネルが録音できていない。原因を探ると、長年使っていた外付けのサウンドカードが壊れていた。安価なサウンドカードを探したが、マイクの入力端子がモノラルなので使えない。
　クリエイティブで出しているものが評判が良いので発注した。翌日に届いたので早速使ってみると、なかなかの優れものだった。前面パネルのボリュームつまみがヘッドフォンの音量調節だが、何とエンドレスでくるくる回ってしまう。ヘッドフォンをつなげても音が出ない。
　ショップに連絡して説明すると、初期不良の内容が明確だったのですんなりと交換することになった。

　もう使っている人は少ないかもしれないが、私は昔に流行ったMD(ミニ・ディスク)を貴重な音楽資源として活用している。
　久しぶりにSONYのHi-MDウォークマンを引っ張り出してみたら、バッテリー電池が弱っているらしく充電ができない。バッテリー電池を交換しようと思い、電池を抜こうとしたが抜けない。かなり無理をして強引にバッテリーを抜いたが、電池の中ほどが明らかに膨張している。危険の極地か。
　新たな電池を購入しようとしたが、製造中止のため購入できるショップが少ない。加えて、販売価格の倍以上の価格設定をしているショップもある。販売していた当時の価格で購入できるショップが見つかり、購入手続きを済ませた。この電池がなければMDデッキが動かないので、やむを得ない出費だが当分お世話になるので良しとする。