暇な爺の世迷言 #1

　妻が使っているノートＰＣをWindoes10にアップデートできないため、新たなノートＰＣを購入した。そして、今までのノートＰＣを、インターネットにつながずに使おうと必要なソフトのインストールを始めた。
　作業の途中で、画面がブルーになり何やら警告めいたメッセージがでてきた。ブルー画面と言われている、ちょっとばかり面倒なトラブルで、最悪、使用できないことにもなりかねない。手に取るとＰＣの背面が異常に熱い。廃熱口を塞いだ状態で使っていたようで、ＰＣが熱暴走したのだろう。
　裏ブタを開けて廃熱のファンを外してみると、廃熱口の周辺に綿埃が詰まっている。掃除機で綿埃を吸引し、ファンにこびりついた埃も丁寧に掃除した。ＰＣの電源を入れてしばらくすると、ファンが回りだすが常時回っていることもなくなった。ノートＰＣは狭いところにパーツが押し込められているので、熱の影響を受けやすい。こまめに廃熱ファンの周辺を掃除する必要がありそうだ。

　古い資料を整理していたら、相模原市の中学校に勤めていた時に作った銀行の通帳が出てきた。最終の入出金の記録から30年以上が経過している。
　恐る恐る銀行に電話して、通帳の使用の可否や解約の方法について訊ねた。丁寧に対応していただき、解約の方法を詳しく教えていただいた。通帳を作成した相模原市の銀行に出出向くことはつらかったので、都内の支店で対応が可能な方法も教えていただいた。
　諸々の手続きを確認して電話を切った後、再び銀行から電話があり、申し出た口座の他にも口座があり複数の口座の解約についてもアドバイスを受けた。
　休眠口座であったが、丁寧な対応をうれしく感じられるひと時を過ごした。想定外の小遣いも手にすることができそうだ。

　前回の確定申告の作業をしているときに、前年度の確定申告に記載漏れがあったことに気づいた。私の加入している医療保険が、介護保険料の控除対象になることを初めて知った。
　国税庁のホームページを検索すると、５年前に遡って修正申告が可能のようだ。以前にも保険料の記載漏れがあったが、書類を紛失していたので修正申告はしていなかった。今回は必要なものは全て整っているので、修正申告をしてみた。試算だと、千数百円が戻ってくるようなので１月にe-taxで送付しておいた。数日前に税務署から、修正申告に伴う課税額と戻入額が記載された書類が届いた。ダメもとでやった修正申告だったが、結果的には正解だった。ただし、５か月もかかるとは・・・・・。

　年金だけで老後を賄うのは不可能なので、２千万円の貯えが必要だというような報道が乱れ飛んでいる。２千万円の根拠や、正規の報告書として受け取らないとか、関係機関は対応に必死のようだ。
　妻が年金をいただく年齢になり、今月その手続きをする予定になっている。私が今までいただいていた加給年金がストップする連絡も届いた。いよいよ夫婦二人が年金受給者となり、高齢夫婦の生活が本格化するのだろう。身の丈に合った生活をすれば、年金だけで生活できそうに思っている。
　現役を退いてから、いわゆる交際費の支出が格段に減った。交際費といっても飲み会に使うのがほとんどで、その飲み会の回数が激減した。体のことや諸々の衰えに対して、捨て去るものと新たに必要になるものがある。そのあたりを間違えることのないよう、準備をしておけばいいのだろう。と考えている。

　２年半ほど使っていたスマホが、充電してもバッテリーが持たなくなった。１時間に10％も減ってしまう。スマホ本体も何となく熱くなっているようだ。
　修理をするショップに問い合わせると、日本メーカーの商品はパーツが出回っていないので、基本的に修理はできないらしい。中古で同じ製品を取り寄せてパーツを交換すれば直るかもしれないが、保証はできないとのこと。メーカー修理には3週間ほどかかるようなので、新しいスマホを購入することにした。
　スマホを使うのは電話程度で、操作にも不慣れだ。電話帳のコピーとか、カーナビとのペアリングとか初期設定に手間取った。安価な通信料で使えるのはいいが、とにかく文字が小さくて見づらいのが難。