初コロナから1年
2020.12.29
 WHOが新型コロナウイルスの起源を調査するため、中国武漢市に調査団を送ると発表があった。当初は中国の武漢にある市場が発生源で、武漢熱と呼称されていたのだが、中国の強固な働きかけで武漢熱という言葉を聞くことが少なくなった。
 中国のことは詳しくないが、最近の動静には警戒感を強めている。南沙諸島に人工島を作り軍事拠点化したり、途上国への多額の支援がその国の経済を揺るがし国土を自由に使えないようなことも報道されている。おびただしい漁船で、他国の貴重な海洋資源を根こそぎにすることも止んでいない。
 最近では新疆ウイグル自治区での異常な人権侵害、香港における国家安全法制による政府批判の弾圧手段など、古くは天安門事件はなかったと歴史を詐称し、列車事故の現場では事故車両を土中に埋めてしまう。こういう国の価値観や倫理観から、コロナ発祥の国ということを否定するような気持にはなりがたい。ちなみに我が家では、春雨以外に、この国が産地となっている食品を使うことはない。

1月6日のニュースで
 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は5日、中国が新型コロナウイルス発生源を巡る国際調査団の受け入れを許可していないことに「深く失望」していると述べた。
2020.12.29 09:31 | 固定リンク | こだわり
民営化すべき日本学術会議
2020.10.11
 日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を見送ったことで、公共の放送局や慰安婦に関わるデタラメ報道をした新聞、何でも反対の政党などが大騒ぎをしているように思える。
 びっくりしたのは、この会議に年間10億という巨額な税金が使われ、10年以上も国に対して科学技術などの提言を行わず、委員の推薦に外野は口を出すなと言わんばかりの見解を出していること。加えて今回のことが学問の自由の侵害にあたると、全く理解できない無茶苦茶なことを主張している。その多くは、どこかの大学の学長経験者というから、呆れてものが言えない。
 かつて、日本学術会議が「軍事目的のための科学研究を行わない」という声明を出した時にも疑問を抱いた。北朝鮮が弾道ミサイルを相次いで発射しているとき、国民の生命と財産を守ることが重要な課題だったが、日本学術会議はそのことに関する国防研究の禁止を打ち出した。しかし、中国の軍事研究には海外の専門家を呼び寄せる「千人計画」に協力するという偏った組織でもある。
 今回の騒動で、多くの国民は日本学術会議がどのような組織であるかを理解したはずだ。既得権益ばかりを主張する団体の費用対効果を検証し、民営化を含めた行政改革の対象にすべきだと考える。これ以上、国民の血税を注ぐ組織ではない。
2020.10.11 09:00 | 固定リンク | こだわり
菊と刀
2020.08.23
 20歳くらいの時に読んだ本だが、時々もう一度読んでみたいと思うことがある。持っていたのは文庫本だったので、どこか行方不明になってしまった。最近、改めて購入した。
 この本の内容は、簡単に言えば日本人の恥の文化だろう。読みたくなるのは大体、恥知らずの輩の振る舞いに怒り心頭の時。最近ではコロナの対応から逃げ回る国や責任者、選挙で夫婦ともども金をバラまいて白を切り続ける議員、IRで偽証を求める懲りない議員などなど。練馬区を選挙区にしている短命経産大臣も居た。
 もはや国会議員とは私利私欲を優先し、民を誤魔化し、平気でウソをつく人種とでもいえるのではないかと思ってしまう。各国のリーダーが幼稚化しているという知人がいるが、世界を見渡しても酷い現状だ。
 人として恥ずかしいことはしない、という日本人の誇りを持ち続けたい。
2020.08.23 10:26 | 固定リンク | こだわり
中学校 スマホ持ち込み可能に
2020.08.02
 文部科学省が、中学校へのスマホの持ち込みを容認する通知を出した。前提条件として学校・保護者・生徒が一定の条件を合意するとあるが、各学校の教員が悲鳴を上げるのが聞こえてきそうだ。学校でスマホの正しい使い方を指導したり、校内での管理となると教員の仕事が増えるのは必至。
 生徒が教室にスマホを持参していたら、授業中に保護者から生徒に電話がかかってくる。このような信じられない場面を措定して生徒のスマホを学校で保管していたら、スマホがつながらないとクレームが入ってくる。これが現実だと思うのは私だけではない、生徒より非常識な親はどこにでもいる。
 学校週5日制や食育など、地域や家庭の教育力に委ねられる施策が滞ると、後始末は学校が背負ってきた。そして、そのことが学校を多忙にし、本来の教育の質の低下につながっている。同じようなことにならなければいいが、と心配してしまうが・・・・・。そんなことより、教員の免許更新制を止めたらどうかと心底思う。
2020.08.02 10:18 | 固定リンク | こだわり
九州豪雨
2020.07.08
 ここ数年、猛烈な豪雨によって河川が氾濫し大きな被害が続出している。数十年に一度とか、過去に経験のないなど雨量の激しさを表現する言葉が一般化してきた。
 熊本県に後輩が住んでいて、地震、台風、豪雨と散々な災害に直面している。その都度、電話で状況を確認しているが、だんだんと掛ける言葉が少なくなってくる。本人の無事は確認できるが、周囲の被害には想像を絶する気配が伝わってくる。
 明らかに地球温暖化の影響だと思うのだが、アメリカや中国などの地球環境を顧みない無謀な国策は、後世に地球最悪の世紀と伝えられていくことだろう。南極や北極だけではなく、永久凍土や高山の雪氷も解け出している。人類の無策に直面し、もう無理かと思わざるを得ない日々は辛い。
2020.07.08 11:23 | 固定リンク | こだわり

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