公立学校共済組合
2018.10.08
 これは全国の教職員で組織している共済組合。現役の時は名前を知っている程度で、お世話になることはほとんどなかった。退職してから、この共済組合のメンバーズ・カードを作った。ゴールドのクレジットカードで、年会費が永年無料で妻のカードも一緒に作ってある。もちろん、空港のラウンジも無料で利用できる。
 今週、久しぶりに妻と京都観光に出かける。宿泊は、共済組合が運営している施設で予約してある。場所が京都御所や二条城の近くにあるので、何かと便が良さそうだ。当然、宿泊費も安い。
 時間が自由になった今、全国展開している宿泊施設や福祉・医療関係などを積極的に利用してみたい。現職の時には、会費を払っているだけだったから。
北海道の地震
2018.09.06
 今日の未明、北海道で激しい地震があった。震度7とも伝えられている。
 北海道全域で停電とのこと。小樽の知り合いと札幌の先輩に電話をしてみた。小樽の知り合いは電話に出てくれ無事が確認できた。停電でもつながる黒電話を使っているのかもしれない。札幌の先輩には夕刻になっても電話がつながらず、連絡がつかない。
 テレビの映像を見て、大きく崩れた山肌に声も出ない。こんな状況になってしまうとは、ほとんどの人が予想だにしなかったのではないだろうか。家が土砂に埋もれ、行方不明になっている方もいる。時間が経つにつれ、被害の大きさが伝わってこよう。
 先日の台風で水浸しになった関空や、西日本の豪雨による水の被害など、想定外と言われる状況が続いている。このような災害も、地球温暖化の影響と考えるのは尚早だろうか。
 東京にいるときに首都直下型の地震か、河口湖にいるときに富士山の噴火か。冗談で過ぎてくれればいいが。
パワハラ
2018.09.05
 レスリングに始まり、日大のアメフト、ボクシング、そして体操。次から次に出てくる、組織の権威を着た人間の傲慢な態度。悪行を重ねてきたその人たちの顔が、みんな同じように見えてくる。共通点はふてぶてしさか?
その陰で、辛く苦しい思いをした人たちのことを思うと、無性に腹が立つ。
 仕事を終えたら「ただの人」とは、校長を経験したことのある我々の仲間が常に口にしている言葉。研究会の講師などを依頼されそうになると「すでに賞味期限が切れていますので」と、さりげなく、相手に恥をかかせないように断る。
 一方、いつまでも自分の影響力を誇示しようとする人もいる。そういう人の多くが、大ぶろしきを広げた誇張した話をする。とっくに見破られているのに、馬鹿だなと思う。
 もし、仕事を進めていくうえで責任者になったり、権力のようなものが備わってしまったら、その力は他の人の幸福のために使うものであって、決して私利私欲のためではない。こういう簡単なことが分からない輩が、組織のトップに出てくると、その組織は潰れる。
made in Nippon
2018.08.22
 電気シェーバーの切れ味が悪くなり新しいものを購入したが、安価なもので間に合わせた。シェーバーは30年近く同じメーカーの製品を使っているので、そのメーカーから選んだ。お決まりの近隣諸国で作られたものである。
 しばらくした時、シェーバーを使っている最中に外刃のヘッド部分が外れた。内刃は動いておりヒヤッとした。なぜ外れたのか気にはなったが、何かの偶然だろうとよく確かめもしなかった。顎を剃るときにやや力が入るためか、ヘッド部分の外れる回数が多くなってきた。ヘッドを止めているクリップのようなものの強度が足りなのだろう。怪我をする前に使用を止めて新しいものを再度購入することになった。安物買いの銭失いという典型的な結果である。
 評判のよさそうなシェーバーを探していたら、知名度のあるメーカーではないが国内生産のもので安価な製品が見つかった。今回は慎重に製品を調べ、その製品を購入した人たちの「口コミ」も参考にした。高機能で一度の充電で一か月程度も使用できるようだ。
 届いたシェーバーは質感も良く、デザインも納得できるものだった。充電して使ってみると、よく剃れるので一回の使用時間も少なく快適な髭剃りをすることができる。一か月くらい使っているが、まだ充電したことはない。かなりバッテリーの性能がいいようだ。
 知名度のある一流メーカーの海外生産の製品を選ぶか、知名度は低いが国内生産しているメーカーの製品を選ぶのかを考える良い機会となった。日本のモノづくりの技術の高さを再認識した。
障害者の雇用 ごまかすな
2018.08.02
 中央省庁をはじめ各県の教育委員会などで、障害者の雇用割合を水増ししている実態が明らかになった。障害者に対する侮辱以外のなにものでもない。文部科学省の不祥事もさることながら、ここまでくると役人の質に見合った給料制度にするしかないだろう。
 以前、教育委員会に勤務し、教員の人事を扱っていたことがある。さまざまな原因で精神を病み、教壇に立てなくなった教員が相当数いるのが現実である。中には、モンスター・ペアレンツの一方的な要求に責められ、社会復帰できなくなった人もいる。今回の水増しの数字に、このような精神疾患などで休職している人たちを「障害者」としてカウントしていたと聞く。とんでもないことだ。こんなことをしている教育委員会の人権感覚の欠如にも呆れてものが言えない。
 自分の身を守ることを最優先している役所や役人はいらない。心底そう思う。

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