主婦(夫)の知恵
2020.08.08
 最近は多少の家事にも慣れてきたが、現役引退当初は分からないことやできないことが多々あった。ごみの分別というのが面倒で、プラごみというマークがあるのも初めて知った。牛乳パックの飲み口の開け方も分からず、力任せに無理やり引っ張りパックを破くことも度々。
 料理の際に分量を量る大さじや小さじも、普通に使っているさじで済ませていた。味噌汁の味噌の溶き方も覚えたし、洗濯の際にネットを使い洗えるものの種類も多くなった。
 勤め人でもマメな人はやっていたことだろうが、私のような昔気質の人間はごみを出すこともしたことがなかった。最近は主婦という人たちが豊かな知識や知恵をもち、細かなことをよく理解していると敬意を払い感心もしている。やや気づくのが遅かったが。
中学校 スマホ持ち込み可能に
2020.08.02
 文部科学省が、中学校へのスマホの持ち込みを容認する通知を出した。前提条件として学校・保護者・生徒が一定の条件を合意するとあるが、各学校の教員が悲鳴を上げるのが聞こえてきそうだ。学校でスマホの正しい使い方を指導したり、校内での管理となると教員の仕事が増えるのは必至。
 生徒が教室にスマホを持参していたら、授業中に保護者から生徒に電話がかかってくる。このような信じられない場面を措定して生徒のスマホを学校で保管していたら、スマホがつながらないとクレームが入ってくる。これが現実だと思うのは私だけではない、生徒より非常識な親はどこにでもいる。
 学校週5日制や食育など、地域や家庭の教育力に委ねられる施策が滞ると、後始末は学校が背負ってきた。そして、そのことが学校を多忙にし、本来の教育の質の低下につながっている。同じようなことにならなければいいが、と心配してしまうが・・・・・。そんなことより、教員の免許更新制を止めたらどうかと心底思う。

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