思うこと
2022.07.10
 大きな事件が起こると、そのことに集中してしまい日常の些細なことが忘れ去られる傾向があり、今回の元首相襲撃事件もその形相を呈している感がある。
 この犯行に及んだ人間が生まれた40年前ごろは売れ始めた漫才師が、赤信号みんなで渡れば怖くないとか、軍団を率いて出版社を襲撃するということがあった。そして、そのことを笑いというジャンルでくくり、暴力的なことが容認されるような風潮を作り始めていた。
 非常に危険なことであったがマスコミも売ることを優先して祭り上げ、子どもたちへの影響は置き去りにしてきた。今回の犯行を狂った人間の行為と考えるのは簡単だが、それを作り出した背景は深く根強く我々を侵食していると考えている。
 あの漫才師もメディアに侵された一人かもしれない。国全体の危機を救う流れがほしい。
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