暇な爺の世迷言

　数枚のクレジットカードを所有しているが、それぞれのカードの有効期限は５年が通常のようだ。最近更新したカードにはカード番号も、裏面のセキュリティコードも印刷されていないものもある。紛失した時には安全かもしれないが、暗証番号も求められないような店が増え心配は尽きない。
　自動引き落としに使っていたショップから、登録しているカードは使えないという通知があった。なぜだろうと不思議に思いながら、他のカードに登録しなおした。使用できなくなった原因は、記載されているカードの有効期限が古いままで、新しい有効期限に更新されていないことだった。
　以前にも同じような記憶があるが完全に忘れており、カードが更新される際にやるべきこととして習慣化させる必要がありそうだ。

　昨今の詐欺行為の多発からか、セキュリティを強化しているプロバイダー・メールが多く、使っているメールソフトではメールが届かないということが増え始めた。Windows や Outlook のメールソフトは敬遠しているので、フリーのソフトでセキュリティのしっかりしている Thunderbird を試してみた。
　当初は慣れていないこともあり戸惑うこともあったが、意外に使えるという印象をもった。Google のカレンダーを同期させ、スケジュールなどをスマホや他のパソコンと共有することもできる。フリーのソフトのよいところは、自分流の設定ができるところ。無限に届く不必要なメールを振り分けるフィルターのセットを済ませ、ストレスのないメール環境が整った。

　政治家と霊感商法で世間を騒がせた宗教団体の関係が、まさに世の末という形相を呈している。政教分離などという言葉がむなしく響き、票につながればなりふり構わず右往左往する金銭目的の政治家が大手を振っている。節操という言葉がなじまない立法府に、あきれ果てて言葉もない。
　こんな国で本当にいいのかと激しい憤りも覚えるが、国会に出ることを拒んでいるような頓珍漢な輩が当選する民意とは何なのか。平和ボケ国家の行き先が案じられる。
　議員に歳費を支出しない仕組みが作れないだろうかと願うのだが、あの種族の既得権益にすがる異様さが、何とか協会自民党支部という宗教団体を誕生させたのだろう。明治維新を駆け抜けた志士に思いを馳せたい。

追記　特定宗教に侵された政界全体の問題と拡大し、法治国家とは名ばかりなのかと思う。

　毎日のように発出される熱中症警戒アラートにも慣れ、外出を控えて家の中で過ごしている。しかし、湿度の高い時は本当に辛い。居間で除湿器を使うことはなかったが、今夏は常用するようになった。半日で３リットルのタンクが満水になり、１日に２回ほど水を捨てる作業がある。
　４０～６０％の湿度が快適とされるが、この数字は空気中に含まれる水分量を表しているものではなく、気温によって変化する相対湿度とのこと。湿度というのは奥が深いようで、厳密には湿度を測る単位も定まっていないらしい。
　日中エアコンを使う時の設定温度は２８～２９度が普通で、除湿器を稼働させておくと快適に過ごすことができる。エアコンの除湿機能には疑問を感じているが、除湿器の効用は大きい。

　教員時代に部活動の顧問をしていたころ、休日も含めほとんど出勤していた。まさに、休みは盆と正月という状態。当時の学校は荒れていて、子どもたちも自信なさげだった。この子どもたちに、やればできるということを教えたかったことが大きい。
　学校週5日制が始まったころ、休業土曜日の子どもたちの面倒は地域社会でみるはずだったが、中学生を指導できる教育力は地域には存在しなかった。そのつけは学校に回ってきたことは言うまでもない。
　ブラック部活という指導者を侮辱したことばを聞くが、地域社会に中学生の部活動を指導できる力はない。そのような力のある方は、他の仕事に関わっており時間を生み出すことが難しい。
　今、国がやろうとしている部活動の地域移行は、同じ過ちを繰り返すような気がしてならない。きちんとした受け皿を整備せず、とりあえずということは許されないだろう。部活動の指導はそれほど甘くないし、中学生の心情に沿うことが教師のやりがいにもなっている。