教員の給与
2024.04.15
 今、教員の給与について検討がなされている。教員の給与には残業手当などがなく、一律に給与額の4%が教員特別手当として支給されている。この中に全てが含まれているということだが、これは実に不公平な仕組みでもある。
 能力や仕事量などが全てにおいて平等なら納得もできるが、現実にそのようなことはあり得ない。能力が低くて仕事ができない者や、意欲のない者もいるが、このことは給与に反映されていない。忙しい学級担任の手当てを検討しているらしいが、学校事情で優秀な教員が学級担任をしないこともある。
 現実をしっかり把握することなく教員特別手当を増やしたら、教員間にくすぶる不平不満は拡大するだろう。中央教育審議会の見識に期待したい。
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