暇な爺の世迷言

　杉並の学校に勤務していた時の生徒たちが５０歳を迎えるとのことで、記念同窓会の知らせをいただいた。この学年は異動の関係で、１年だけのお付き合いだったが、私のような者を記憶していただけていることをうれしく、ありがたく思っている。
　同窓会に出てくる人たちは成功体験を持っていることが多く、話を聞くのも楽しく意外なことに気づかせてくれる。今回も出席を予定していたが、私の都合で欠席することになってしまった。
　残念ではあるが、子供たちにメッセージを伝えていただくよう幹事の方にお願いした。この子たちの今後の人生が、一層豊かなものになるよう願わずにはいられない。

　今、教員の給与について検討がなされている。教員の給与には残業手当などがなく、一律に給与額の４％が教員特別手当として支給されている。この中に全てが含まれているということだが、これは実に不公平な仕組みでもある。
　能力や仕事量などが全てにおいて平等なら納得もできるが、現実にそのようなことはあり得ない。能力が低くて仕事ができない者や、意欲のない者もいるが、このことは給与に反映されていない。忙しい学級担任の手当てを検討しているらしいが、学校事情で優秀な教員が学級担任をしないこともある。
　現実をしっかり把握することなく教員特別手当を増やしたら、教員間にくすぶる不平不満は拡大するだろう。中央教育審議会の見識に期待したい。

　スマホを電話以外に使うことがほとんどないのは、画面が小さく文字が見えづらいことが理由。いいろいろな機能には全く無知で、たかが電話に高額な料金を払うのもバカげていると思っている。長電話も嫌悪しているので、かけ放題プランなどにもメリットがない。
　使っている楽天モバイルから回線契約変更の案内が届いていた。最強プランというもので、simカードも同封されていた。電話は楽天リンクというアプリで原則無料。これで十分として変更を済ませたが、無知な面をさらけ出しサポートセンターのお世話になってしまった。

　腕の痺れが改善してきたが、まだ手のひらに痺れが残り完治には至っていない。整形外科に通院していても投薬だけの治療では難しく、他の方法を考え始めていた。
　弟がスポーツ店を営み、スポーツ医学的なことにも詳しいので相談した。ファイテンというメーカーのシールを首や肩の痛む個所に貼り、ローションを塗り込むと気のせいか良さそうな塩梅になってくる。
　加えて、赤く光る２個の円形の器具を患部に当てて使い始めた。この光がポイントで、近年は光による麻酔も登場しているらしい。肩甲骨に当てた効果は実感でき、しばらくは光のパワーに期待しようと思っている。