回復ドライブ
2021.11.26
 動きの遅くなったノートPCを使えるようにしようと思い、万が一に備えてシステム・ディスクのクローンを作成し始めた。しかし、Windows10で他のプログラムが動いているためとエラーが出て先に進まない。そこで、クリーンブートという方法でWindowsを立ち上げたら、メーカーのロゴマークが出てすぐに深刻なエラー画面になってしまった。
 エラー番号から解決策を探っていくと、USBの回復ドライブというものを使えば何とかなるらしい。他のPCで3時間ほどかかって回復ドライブを作り、Windowsが立ち上がらないノートPCに装着して電源を入れる。しばらくすると回復ディスクのメニューが表示され、コマンド・プロンプトを選び3種類ほどの命令で、Windowsが起動するようになった。
 この回復ドライブを使うとWindowsのクリーン・インストールもできるので、常備しておくのも得策のように思う。このPCの当初のエラーは解決していないので、SSDに入れなおしてWindows7をインストールする予定だ。
変換ミス
2021.11.19
 インターネットで情報を得る機会が多い。気になるのは文章中にある、明らかな語彙の変換ミスの多さだ。個人レベルの書き込みなどは、書いた人の不注意などだから気にはしていない。しかし、オークションやネットショップを利用するときは、このようなミスや変な日本語表現をしている方との取引はしないようにしている。
 問題だなと思うのは、いわゆるメディアの文章の中にも変換ミスが多いこと。現役の時にはミスなどありえなかった国レベルの文書でも、パソコンの普及とともにミスが散見されるようになった。都や区市レベルでの公的な文書になると、その数は増えてくる。背景にはチェックの甘さがあるのだが、チェックする側の能力の問題も伝わってくるように感じられる。
 私の拙いこのブログでも極力そのようなことがないよう心掛けており、気づいたときには即訂正するようにしている。変だよと思われる個所があったら連絡してほしい。ミスの対応をミスると、取り返しのつかないことになると、今でも思っている。
古いハード・ディスク(HDD)
2021.11.14
 PCを処分するときには、HDDを外し、個人情報が漏れないようにしている。ずいぶん以前に外してあった古いHDDの接続は、IDEという規格で現在ではほとんど使われていない。このHDDの余生を考え、今使っているPCのシステム・ディスクのクローンを作っておけば役に立つこともあるだろう。と作業を始めた。
 PCが動かなくなったときのために、PCにはHDDを2台入れてある。一つはSSDのシステム・ディスクでWindowsやofficeが入っている。それ以外のデータ類は別のディスクに格納するようにしている。
 パソコンがトラブルに見舞われるのはシステム・ディスクが多く、クローンがあれば簡単に復活することができる。Windowsのプロダクト・キーの認証も問題なく通るし、安心感がある。現在、クローンを作成できるフリーソフトはMini Tool Shadow Maker Freeなど数少なくなってきている。1時間程度で作れるので、使っていないHDDの有効活用を考えたい。
オーケストラの人々  原田三朗著
2021.11.10
 この題名の本がしばらく本棚に置いてあった。10代のころ、これと同じような本を読んでいたので、吟味もせず暇なときに読もうと購入したものと記憶している。本の整理やコロナ自粛で、どんな本だろうかと手にとり読み初めて驚いた。
 本文3ページ目に、私のトロンボーンの師である関根五郎先生の名前が記載されていた。それ以外にも知っている方々の名前があり、一気に読んだ。
 NHK交響楽団の歴史や関根先生から聞いていたことなど、当時の思い出が蘇ってきた。カラヤンの初来日でのレコーディングのこと、先生がチューニング管のないトロンボーンを使っていたようなこと、さらには先生のプライベートのことまで細かく記されている。
 気になったので途中であとがきでを読み、著者が関根先生のお弟子さんだったことがわかった。どうりでと思ったが、N響と小澤征爾の件は初めて知る内容だった。先生も高齢で記憶が怪しくなっており、この本のことを話したい気持ちもあるが私の中に留めておきたい。
巨人・大鵬・卵焼き
2021.11.04
 昭和40年ごろの子供たちが好きだったことばを並べた流行語で、私もこの世代に育った。特に野球が好きで、長嶋や王の活躍を目の当たりにしていた。その長嶋さんが文化勲章を受章した。最近の皇室が暗い陰湿なニュースばかりだったが、長嶋さんに勲章をかける天皇陛下の姿が何となく嬉しそうに感じられた。
 高度成長期に日本中の野球ファンを魅了した長嶋さんは、皇室の雰囲気まで変えてしまうオーラがあるようにも思えたのは私だけだろうか。天皇・皇后両陛下が長嶋さんとのエピソードを紹介していることが微笑ましく、皇室のありようが見えてくるようにも思えた。
 長嶋さんの健康と長寿を願って、心からお祝いしたい。

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