大浮世絵展
2019.12.07
 特別展「大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」と銘打った展覧会を見ようと、東京大江戸博物館に出向いた。最寄駅から乗り換えなしで、博物館のある両国まで行くことができるのがうれしい。加えて、特別展の観覧料も65歳以上は半額になるので、お得感もある。
 展示内容は充実しており、5人の浮世絵師が作り出している作品の素晴らしさを堪能できた。それぞれの作家や作品の意図することも説明があり、素人にも分かりやすい展示となっていた。しかしながら、歌麿や広重の作品の多くは、海外の博物館などが所有しているものだった。日本から流出した経緯は良く分からないが、何か寂しい気分にもなった。
 江戸時代の版画技術の高さに驚嘆した時間を過ごしたが、常設の展示も懐かしさを覚えるものが多かった。東京大江戸博物館に行ったのは2度目だったが、機会を見て訪れてみようと思う。
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