暇な爺の世迷言

　100円ショップで目にした、「読めますか小学校で習った漢字」という挑戦的なタイトルの本を購入した。早速チャレンジしてみたが、いわゆる常用漢字として用いられているものはさほど苦労することもない。
　しかし、簡単な漢字を組み合わせての読み方になると苦労するものが増える。土筆、水馬、章魚などの類だ。ちなみに、つくし、あめんぼ、たこ、と読むようだ。さらには、こんな読み方があったのかと思うようなものまで出てくる。ほぼお手上げに近い。序で、弁える、往なす、戦く、などは、ついで、わきまえる、いなす、おののく、と読むらしい。これはこじつけとでもいう部類かもしれない。
　小学校で習った漢字かもしれないが、漢検でもやっているような気分になってくる。読めたほうがいいが、これらを読めなくても日常生活で苦労することはないだろう。
　一緒に買った、「間違ってませんか小学校で教わった日本語」もやってみたい。この間違ってませんか、というタイトル正しくは、間違っていませんか、と「い」が入るべきですが如何か。
　こういうところで、やっぱり100円ショップかなぁなどと思ってしまう。