喫煙で懲戒処分
2022.01.13
 大阪市教育委員会が勤務時間中に禁じられている喫煙を、校外の駐輪場で繰り返したとして市立小学校の教頭、教諭、事務職員を停職1か月の懲戒処分にした。との報道に本当かと、大いに疑問に思った。
 というのは、どんな職場でも休憩や休息時間があり、その時間は法で守られている。しかし、教員の仕事では休憩や休息時間がとれない実態があり、それを全く無視した処分だと思ってしまう。休憩や休息を保証したうえでの処置ならば苦言は呈さないが、労働環境への配慮を著しく欠いた処分と言わざるを得ない。せいぜい口頭注意のレベルだろう。
 ますます教員を目指す人が減るだろうな。教員の労働時間は、現在も過労死限度の時間をはるかに超えている。現職の方の心労が一層進むことになりそうだ。
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