音叉
2022.04.02
 小さな道具箱に音叉(おんさ)が入っていた。昔、音の高さを確認するために使っていたもので、通常はラの音が基準になっている。NHK交響楽団のピッチ(演奏高度)が442Hzだったので、それに合わせたものを持っていた。師匠の勧めで、楽器のチューニング管を短く切ってもらったことも懐かしい思い出だ。当時の楽器は440Hzを基準に製作していたようだ。
 見つかった音叉には#A(B♭)の刻印があるので、おそらく吹奏楽の指導を始めたころに入手したものだと思う。今は機械的なチューナーを使うことが普通で、超アナログ的な音叉を使う人は珍しいかもしれない。
 私は絶対音感がないので、基準になる音から他の音を測る相対音感をトレーニングしていた。その際に使う音叉は必需品だった。チューナーで目盛や数字を見て音を合わせるよりも、耳で確認するほうが好ましいとは思っている。
2022.04.02 10:34 | 固定リンク | 趣味 | コメント (0)
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