何も言えない国
2024.02.21
 ロシアの反プーチン派活動家のナワリヌイ氏が、収監先の北極圏の刑務所で急死した。彼は以前に毒殺されかけたが、仲間に助けられドイツに移送されて九死に一生を得ている。回復するとロシアに帰国と同時に空港で逮捕され、劣悪な環境の監獄を転々としていたようだ。
 今回の事件に関して各国の首脳は、強い言葉でプーチンを非難している。しかし、わが国はコメントすら出していない。日本には森喜朗元首相や鈴木宗男議員のような、プーチンを好ましい人物だとする信じがたい議員が少なからず存在する。現在、最も危険な人物というのが世界の常識。
 国民のために仕事をすべき人間が脱税や裏金作りにうつつを抜かしている間に、非常識な国として世界から置きざりにされるのも時間の問題か。
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