心が動く
2024.02.28
 教員には生徒から好かれ信頼されている者と、生徒に嫌われその指導にそっぽを向かれるような者がいる。生徒のために仕事をしているのか、自分の都合のために仕事をしているのか。子どもも中学生になれば、そのようなことを感じ取る感性も育ってくる。
 信頼されていない教員の立派で格調高い言葉は、聞く耳を持たない集団の教室にむなしく響くだけ。口下手で不器用だが生徒に伝えようと頑張っている教員の姿勢に、生徒は心を動かされ理解しようと努力する。どんな授業をしたのかではなく、その授業で生徒がどのように変わったのかが授業の要と言われる所以でもある。
 増税メガネが「国民の信頼回復に向けて強い覚悟を持って臨む」というような言葉を連呼しているが、これを信じている国民はいるのだろうか。
 自分のことばが信用されていないと気づくことができない教員は、指導力不足教員として学校を去ることも視野に入ってくる。
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