社会的距離・・・・?
2020.05.04
 近所の商業施設の入り口に、社会的距離を保つようにという注意書きがあった。私には、この社会的距離ということばが何を意味しているのか分からなかった。その社会的距離という言葉にはソーシャルディスタンスというカタカナ英語が添えられていた。
 コロナ関連で出てきたオーバーシュート、ロックダウン、クラスターなどのカタカナ英語は、私のような愚かな人間には全く意味不明であった。こんなに大変な時期に、なぜ一般国民に理解できる日本語を使わないのか、非常に腹立たしく思っている。ソーシャルディスタンスなどというカタカナ英語を日本語にするから、社会的距離などという訳の分からない日本語が作られてくる。
 人との距離を開けましょうではいけないのか。知識人とか専門家といわれる面々が、耳障りの良さそうな、本来の意味から外れた訳の分からないカタカナ英語を乱用しているとしか思えない。常々カタカナ英語を頻繁に使う輩を軽蔑している私には、国民の理解を得られない表現で、お願いなどという人を馬鹿にしている行為には虚しさしか残らない。
 ステイ・ホームなどのたわ言よりも、外出を控えてくださいという日本語や、そのことを受けた日本人の精神を理解しようとする気持ちを大切にしたい。

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