オーディオ・キャプチャー
2020.05.15
 思い出のつまったカセット・テープ、大切なLPレコードやMDなどの音声をパソコンに取り込むだけで、アナログの音声がデジタル化される。デジタル化された音声データは編集や加工が容易で、劣化することなく保管できるという長所がある。外出を控えていた先日、古いカセットテープを処分していると、残しておきたいTromboneの曲集がありパソコンに取り込んでCDにしておいた。
 パソコンに音を取り組むのに苦労する、という話を耳にすることがある。パソコンにライン入力があればいいのだが、ノート・パソコンなどはマイク入力しかないのが普通のようだ。また、このマイク入力もほとんどはモノラルなので、音楽をステレオで取り組むことができない。私はこれを解決するために、以前から外付けのサウンドカードを使っているが、やや高額でもある。
 インターネットの通販サイトで、USBオーディオ・キャプチャーというコードが販売されていることを知った。価格も2~3千円で、このコードをオーディオ機器のRCA端子やヘッドフォンのミニジャックにつなげ、パソコン側にはUSBに挿すだけというもの。パソコンに音楽を録音できるソフトが付いているものもあるようだ。なくてもフリーのソフトがたくさんあるので、ダウンロードすれば無料で使える。サウンド・エンジンAudacityというソフトは優れもので、CDを作る時には整音の段階で大変活躍してくれる。
 ソフトの使い方を覚えれば録音や編集が思いのままになるし、自分好みのCDを作ることもできるようになる。多少の訓練と経験が必要になるが、時間があったら挑戦しても面白い。

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