長寿祝い
2020.12.18
 東京都の教職員互助会から荷物が届いた。何だろうと思いながら開けてみると、カタログギフトの冊子と封書があり長寿祝いの旨ご挨拶状をいただいた。互助会が設立50年を経過したことを機に、古希、喜寿、米寿などの節目の年に当たる会員に長寿祝いを贈ったとのこと。
 かなりの抵抗感があり、長寿はないだろうと素直に喜べなかった。もともと照れ屋で、いわゆる祝い事などには無縁を通してきた。誕生日も結婚記念日も退職の日も、すべて普段の一日に過ぎず特段の変化はない。加えて、褒賞関係はすべてご辞退させていただいている。
 梱包されていたカタログ・ギフトを開き、渋々ページをめくり何かの記念になるかと思いながら、三条燕の職人の手によるステンレス製の小さなぐい呑みを選んだ。還暦は61歳、古希は数え年でお祝いするのが普通だったような気がするが・・・・。

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