暇な爺の世迷言

　Wi-Fiルーターを新しいものに交換した。ルーターを交換すると設定に手間取るが、技術の進歩が著しくいとも簡単にできた。前代の機種には赤いAOSSボタンがあり、これを押すことで他の機器を探し設定を容易にしてくれたが、暗号化キーの入力は必須だった。
　新しいBuffaloのルーターには、無線引っ越し機能という便利なものがあった。説明書の通り、新旧の機器の電源オン・オフとボタン操作で、暗号化キーの入力も必要なかった。便利だと思うと同時に、詳しい仕組みを知っている人には簡単に入り込む隙があるのかと心配にもなった。
　個人利用なので大そうな情報は無だが、外に出てほしくないデータはインターネットにつないでいないパソコンで扱うようにしている。古いパソコンでもWindows7でも、インターネットにつなげなければ安全に使うことができる。

　後日、無線引っ越し機能では、一部の情報のみが新しいルーターにコピーされるだけと分かり、新規設定にやり直した。

　我が家のインターネット環境は、NTT東日本の光回線だ。NTTからレンタルされているルーターには無線LANがないので、別途無線LANの使えるルーターを増設してノートPCやタブレットは無線接続している。
　時々、無線LANの調子が悪くなり繋がらないこともある。そんな時は、無線LANのルーターの電源を抜き、10分ほどして電源コードを差し込めば再設定して繋がってくれる。このルーターも随分長いこと使っているので、そろそろ買い替えかなと考えていた。
　今朝ほど、いつも使っているデスクトップのＰＣが、インターネットに繋がらなくなってしまった。デスクトップは有線で接続しているので、まさかと思ったがルーターを再起動してもダメだった。いろいろ試していても埒が明かず、ＮＴＴのルーターの電源を抜いて放置し再起動したら繋がってくれた。何気に使っているインターネットが繋がらないと、ことのほか不便極まりない。不調を繰り返す無線ＬＡＮのルーターを新しいものに交換しようと思った。