節操を無くして
2022.08.20
 政治家と霊感商法で世間を騒がせた宗教団体の関係が、まさに世の末という形相を呈している。政教分離などという言葉がむなしく響き、票につながればなりふり構わず右往左往する金銭目的の政治家が大手を振っている。節操という言葉がなじまない立法府に、あきれ果てて言葉もない。
 こんな国で本当にいいのかと激しい憤りも覚えるが、国会に出ることを拒んでいるような頓珍漢な輩が当選する民意とは何なのか。平和ボケ国家の行き先が案じられる。
 議員に歳費を支出しない仕組みが作れないだろうかと願うのだが、あの種族の既得権益にすがる異様さが、何とか協会自民党支部という宗教団体を誕生させたのだろう。明治維新を駆け抜けた志士に思いを馳せたい。

追記 特定宗教に侵された政界全体の問題と拡大し、法治国家とは名ばかりなのかと思う。
部活動の地域移行
2022.08.06
 教員時代に部活動の顧問をしていたころ、休日も含めほとんど出勤していた。まさに、休みは盆と正月という状態。当時の学校は荒れていて、子どもたちも自信なさげだった。この子どもたちに、やればできるということを教えたかったことが大きい。
 学校週5日制が始まったころ、休業土曜日の子どもたちの面倒は地域社会でみるはずだったが、中学生を指導できる教育力は地域には存在しなかった。そのつけは学校に回ってきたことは言うまでもない。
 ブラック部活という指導者を侮辱したことばを聞くが、地域社会に中学生の部活動を指導できる力はない。そのような力のある方は、他の仕事に関わっており時間を生み出すことが難しい。
 今、国がやろうとしている部活動の地域移行は、同じ過ちを繰り返すような気がしてならない。きちんとした受け皿を整備せず、とりあえずということは許されないだろう。部活動の指導はそれほど甘くないし、中学生の心情に沿うことが教師のやりがいにもなっている。
コロナ・ワクチン4回目
2022.07.15
 4回目のワクチン接種券が届いた。2回目はあるだろうなと思っていたが、3回目を済ませたころには4回目の接種云々という状況だった。
 コロナという自然界の脅威に人類の知恵が対抗できるのか、それとも人間のもつ自然治癒力のようなものが勝るのか。いずれにせよ、これから先の長いお付き合いになりそうだ。最近の感染拡大状況を見て、8月に予定していた八重島諸島への旅行予約をキャンセルした。
 当初から、日本国内でワクチンが製造できないことに大きな疑問を抱いていた。必要な基礎研究や法改正を済ませたのか、相変わらずモタモタしているのかと心配になる。
 対応の遅さということでは済まされない、ロシアや北朝鮮、中国などの動きも大いに気になる昨今だ。
思うこと
2022.07.10
 大きな事件が起こると、そのことに集中してしまい日常の些細なことが忘れ去られる傾向があり、今回の元首相襲撃事件もその形相を呈している感がある。
 この犯行に及んだ人間が生まれた40年前ごろは売れ始めた漫才師が、赤信号みんなで渡れば怖くないとか、軍団を率いて出版社を襲撃するということがあった。そして、そのことを笑いというジャンルでくくり、暴力的なことが容認されるような風潮を作り始めていた。
 非常に危険なことであったがマスコミも売ることを優先して祭り上げ、子どもたちへの影響は置き去りにしてきた。今回の犯行を狂った人間の行為と考えるのは簡単だが、それを作り出した背景は深く根強く我々を侵食していると考えている。
 あの漫才師もメディアに侵された一人かもしれない。国全体の危機を救う流れがほしい。
自浄作用
2022.06.19
 またまた、国会議員が破廉恥なことをして雲隠れしている。議員という個体種は、ウソをつく、逃げる、隠れるという習性があり、そのことで己の種を生きながらえているようだ。元法相の議員夫婦、選挙運動中に無免許で事故を起こした都議、不倫がまかり通り居直る不思議な種だと思う。
 元来、個においても集団でも、自浄作用が働き前に向かうのが普通であって、国民の血税をむしばんでいる議員という個体種にはそれが作用していない。そもそも議員という職を理解していない。
 悪評高い1か月100万円の文書交通費も名を変えて継続。10増10減などという小細工はちゃんちゃらおかしく、議員定数半減程度の特効薬を投与しないと国が亡びる。と、本気で思っている。

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